【東リベ】東京卍リベンジャーズのマイキーこと佐野万次郎(さのまんじろう)が抱える
黒い衝動について、その正体や発動する理由について解説していきます。
マイキーの抱える黒い衝動は物語の中で重要な要素であり、この黒い衝動を抑えることが
最終章でのタケミチたちの目的となっております。
今回は、このマイキーの闇堕ちの理由となる黒い衝動について詳しく見ていきましょう。
- マイキーの黒い衝動の正体
- 黒い衝動と闇堕ちの関係性
- 黒い衝動が発動したシーン
- 黒い衝動を抑える方法とその可能性
この記事は東京卍リベンジャーズのネタバレを含みます
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マイキーの黒い衝動の正体!東京リベンジャーズの佐野万次郎の闇堕ちの理由と抑える方法!
出典:東京卍リベンジャーズ 第200話「Crack a smile」
黒い衝動とはマイキー自身でも制御できない、現代の東京卍會が巨悪化した大きな要因の一つ。
いわゆる破壊衝動や殺人衝動のようなもので、大事な人でも見境なく襲ってしまいます。
そして人の死、それが近親者であろうと無感情になる傾向にあります。
すごく簡単にいうと「乱暴なヤケクソ構ってちゃん状態」です。
マイキーの黒い衝動の正体
出典:東京卍リベンジャーズ 第200話「Crack a smile」
黒い衝動については第200話でマイキーの残したビデオレターの中で語られています。
これはもう一人の自分のような、いわゆる別人格のようなものであり
マイキー自身にも制御できないものです。
出典:東京卍リベンジャーズ 第200話「Crack a smile」
黒い衝動の発動シーン
次に、マイキーの中の黒い衝動が発動したシーンについて見ていきます。
血のハロウィン(現代ドラケンとの会話回想シーン)
既に失神している一虎の顔を、叫びながら制止するドラケンの声を無視して殴り続けます。
その結果、マイキーは一虎を殺してしまいます。
聖夜決戦後の現代
出典:東京卍リベンジャーズ 第115話「Turn over a new leaf」
東卍主要メンバーはタケミチ以外、マイキーの手によって皆殺しにされていました。
関東事変後の現代
ビデオレターを残した12年後の現代、マイキーの忠告を無視し
タケミチは梵天の首領となったマイキーに会いますが拳銃で撃たれてしまいます。
三天時代(10年前)
出典:東京卍リベンジャーズ 第207話「The final act」
七代目 湘南 或怒羅奴(エルドラド?)をマイキーが一人で倒しているシーンでは
黒い衝動の片鱗が少し見られるのではと思われます。
ちなみにこのシーンでタケミチが来たことを察知しているのには、ある仮説があります。
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三天戦争
出典:東京卍リベンジャーズ 第231話「Blood-chilling」
三天戦争の最中、兼ねてより話していた黒い衝動がマイキーを包み
マイキーは黒い衝動に塗りつぶされていきます。
マイキーからは、外界がまるで獰猛な獣の口の中から見るような視点になります。
ドラケンが死んでしまい、抑えることが出来なくなってしまいました。
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小4の頃
出典:東京卍リベンジャーズ 第241話「A forced smile」
マイキーが大事にしていたコンコルドのプラモデルを千寿が壊してしまい
千寿が春千夜がやったと、咄嗟についた嘘で春千夜が標的になり、春千夜の口が裂ける事になります。
千寿はこの頃からマイキー、場地、春千夜が変わったと語ります。
黒い衝動を抑えるには
出典:東京卍リベンジャーズ 第200話「Crack a smile」
このマイキーの黒い衝動を抑えていたのは
佐野真一郎、佐野エマ、場地圭介の存在だったと語られています。
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ここで勘違いしてはいけないのは、この3人が居なくなったから生まれた衝動なのではなく
もちろん稀咲鉄太(きさきてった)の策略が黒い衝動の原因なのでもなく
黒い衝動はマイキー自身が元から持っていた衝動だということですね。
聖夜決戦時点でのマイキーは佐野真一郎、場地圭介を失っていますが、まだ自我を保てています。
出典:東京卍リベンジャーズ 第106話「Dawning of a new era」
関東事変でエマが死亡し、終結後にこのビデオレターが撮られる為、エマの死が決定打となりました。
もしエマが現代まで生きていれば、マイキーの想像する未来は以下のようになっていたわけです。
出典:東京卍リベンジャーズ 第148話「Don’t freak out」
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最終章では、この3人を失ったマイキーの黒い衝動をどのような方法で抑えるのでしょうか。
タケミチとマイキーの会話など以外での解決法として、以下のような考察もございます。
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こちらの方法ですと根本の解決にはならないものの、タケミチが目標としている
エマや場地も助けるという目的も達成できる為、可能性は高いのではないでしょうか。
黒い衝動発動の決定打はエマ?千咒?ドラケン
エマが死んだ後、三天戦争を経て現代で梵天が設立するという歴史の中で
タケミチが10年前の高校時代にタイムリープします。
そして三天戦争に関わる事で、新たに得た能力のビジョンにより千咒の死亡を知りますが、
タケミチが三天戦争に干渉した結果、今度はドラケンが死亡してしまいます。
筆者の見立てでは、黒い衝動には段階があると仮説を立てています。
※ざっくりな仮説なのでツッコミあればコメントお願いします。
黒い衝動レベル1
エマの死亡により抑えられなくなった黒い衝動を適度に発散している状態。
今までは稀咲の仕業で一足飛びにレベル2だったが、武道が未来の話をした事で
身の回りの仲間を自分から離したあとで黒い衝動に身を委ねるなど、
ある程度冷静な行動ができるようになっている。
黒い衝動レベル2
そのまま黒い衝動に飲み込まれ続けると、大事な人も殺めてしまう状態。
現代のマイキーはパターンはあれど、紆余曲折あって大体この状態になっている。
黒い衝動レベル3
黒い衝動に飲み込まれ、見境いが無くなっている状態。
一虎を殺した時や三天戦争時などがきっとこれ。
場地の死亡や、ドラケンの死亡がキッカケに。
寺野サウスも黒い衝動を抱えている
出典:東京卍リベンジャーズ 第228話「Beat hell out of」
東京リベンジャーズ 228話で寺野サウスが、衝動が収まらないという発言をしており
タケミチはマイキーの発言した黒い衝動を思い出します。
マイキーは黒い衝動を抑えるため、周囲の仲間たちの存在がありましたが
サウスは過酷な家庭環境から、この衝動を発現したまま成長したようです。
黒い衝動を持つマイキーとサウスの共通点とは一体何があるのでしょうか。
初めての黒い衝動は小学生?
マイキーは恐らく小5の頃、高校生だけで構成された暴走族「罰漢(バチカン)」を一人で潰しています。
普段のマイキーであれば理由もなくここまでの大立ち回りをするのが考えにくい為
この小5辺りの時期に何か理由があって暴走族を潰すことになり
この事件はマイキーの黒い衝動がキッカケになっている可能性があるかもしれません。
出典:東京卍リベンジャーズ 第241話「A forced smile」
東京卍リベンジャーズ241話にて、千咒、春千夜がキッカケで黒い衝動が発動しました。
マイキーの黒い衝動の正体!東京リベンジャーズのマイキー闇堕ちの理由!まとめ
マイキーこと佐野万次郎の黒い衝動について考察していきました。
このままタケミチやドラケンの働きかけのみで黒い衝動は抑え込めるのでしょうか?
予想だにしない抑え込みの方法や、解決方法はあるのでしょうか?
今回は以上です。
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