【東リベ】東京卍リベンジャーズの謎のひとつ、タイムリープ。
しかし、最初のタイムリープとこれまでのタイムリープに明確な違いがないでしょうか。
そこで今回はタイムリープについて細かく解説していきたいと思います。
- 最初のタイムリープの謎について
- タイムリープの違いについて
- トリガーが他にもいる可能性について
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タケミチはどうやってタイムリープしたのか
出典:東京リベンジャーズ 第1話「Reborn」コミックス 第1巻
「東京リベンジャーズ」第1話、主人公の花垣武道は何者かに駅のホームから突き落とされます。
しかし電車にひかれる寸前、タケミチは走馬灯を見て12年前の2005年7月4日にタイムリープ!
後にタケミチをホームから突き落としたのは、稀咲に指示された千堂敦だとわかります。
ここで疑問が2つ生じます。
- なぜタケミチは橘直人と握手していないのにタイムリープ出来たのか?
- タイムリープ以前に、なぜタケミチは稀咲から命を狙われたのか?
そこで今回は最初のタイムリープの謎を考察します。
「東京リベンジャーズ」最初のタイムリープを解説
1回目のタイムリープ
最初のタイムリープは第1話「Reborn」で起きました。
2017年7月4日、アルバイトが終わり新宿駅のホームに立っていたタケミチは
突然後ろから何者かに線路に突き落とされます。
電車にひかれそうになり「死ぬ!?」と思ったタケミチは
中学時代の彼女・橘日向(ヒナ)のことを思い出します。
気がつくとタケミチは千堂敦、山本タクヤら中学時代の友人と一緒に渋谷行きの電車の中に。
実はタケミチは2005年7月4日にタイムリープしていました!
ナオトに助言をして現代へ
最初のタイムリープで2005年に行ったタケミチは
不良にボコボコにされるなどした後、偶然ナオトと出会います。
出典:東京リベンジャーズ 第1話「Reborn」コミックス 第1巻
タケミチはナオトに
「12年後の7月1日にお前と姉ちゃんは死ぬ」
「姉ちゃんを守ってくれ」とアドバイス。
握手をすると現代へ戻ります。
すると死んだはずのナオトは生きており、刑事になっていました。
2005年にタケミチがナオトに助言したことで、現代が書き換わっていたのです。
刑事になったナオトは姉の死を食い止めるためあらゆる手を尽くしましたが、
ヒナを救うことはできませんでした。
2回目以降のタイムリープ
ナオトはタイムリープの能力について
- 12年前の同じ日に戻る
- ナオトと握手することでタイムリープできる
と説明します。
そしてタケミチはナオトと握手すると、本当に過去にタイムリープすることができました。
現代から過去に行くときも、また過去から現代へ戻るときも、タイムリープのトリガーはナオトとの握手。
でも最初のタイムリープ時にはナオトは死んでおり、握手することはできないはずです。
「東京リベンジャーズ」1回目のタイムリープの2つの謎を考察!
個人的に最初のタイムリープには3つの謎を感じています。
- なぜタケミチは橘直人と握手していないのにタイムリープしたのか?
- タイムリープ以前になぜ稀咲から命を狙われたのか?
- そもそも何故12年前だったのか
それぞれ考察します。
なぜ握手をしていないのにタイムリープしたのか?
最初のタイムリープで、タケミチはナオトと握手をしていません。
駅のホームから突き落とされた時点で橘直人は死んでおり、握手できるはずはないからです。
ではなぜタケミチはタイムリープができたのか。
これは現在212話まで進んでいる時点で、ある程度の仮説を立てる事が出来ます。
- タケミチにはもともと一人でタイムリープする能力があった。(発現した)
- 命の危険が迫った、または別のことがトリガーとなりタイムリープした。
- 過去でナオトに助言して救ったことで、ナオトもタケミチの能力の一部になった。
という設定です。
トリガーについてはタケミチがタイムリーパーであることを知っていること。
タケミチと同じ理由の変えたい過去があることが条件と考えられます。
また、第1話のタイトルが「Reborn」となっている事から
タイムリープ物でお馴染み、死に戻りの可能性も否定は出来ません。
その場合、他の命の危険が迫った人物、あるいは死亡した重要人物はどうでしょうか?
タケミチ以外のタイムリーパーがいるとすれば、この辺りが怪しいと思われます。
これについては別記事で。
こちらの記事は東京卍リベンジャーズの現時点ではまだ描かれていないストーリーの展開を現時点までの材料で筆者が今後の期待を込めて予想する、妄想記事となります。ネタバレを含んでいたり、後半は事実に基づかない記事となりますので予めご了承ください[…]
いずれにしても最初のタイムリープのトリガーは作品の大きな謎であり、
なぜタイムリープできたかについて、今後も注目していく必要があります。
なぜ稀咲から命を狙われたのか?
2つ目の謎は、なぜタケミチは稀咲鉄太から命を狙われたのかです。
2回目のタイムリープ後の現代で、タケミチは千堂敦(アッくん)を訪問。
アッくんは稀咲に命令され、自分がタケミチを駅のホームから突き飛ばしたと告白。
ここで気になるのは最初のタイムリープ以前
稀咲はタケミチに殺すほどの恨みを持っていたのか、ということです。
これについては別記事でも書いていますのでそちらもご覧ください。
東京卍リベンジャーズのその他の考察記事は下記バナーをクリック アッくんこと千堂敦の謎と考察!第1話のタケミチを線路に突き落としたのはアッくんなのか! 出典:東京リベンジャーズ 第1話「Reborn」コミックス 第1巻 […]
タケミチは中学の時にヒナと付き合っていたものの、2005年のクリスマスに別れてそれっきり。
その後のタケミチはあらゆることから逃げ回る生活をしていました。
2017年現在でも童貞フリーターで、妬みから高級外車に傷をつけるようなケチな男。
稀咲がヒナに告白してフラれたとしても、
中学時代にほんの少しだけヒナと付き合っただけのタケミチを恨みから殺すでしょうか?
もちろんですが、一番最初のタケミチはマイキーとも知り合いにはなっていません。
そしてこれは重要な伏線とも考えられる、ヒナが大人になっても付けている
四葉のクローバーのネックレスも最初のタケミチはヒナにプレゼントしていません。
裏社会の大物・稀咲にとって、タケミチは殺すほどの価値もない存在だと考えられます。
となると、最初のタイムリープ前に稀咲がアッくんを使ってタケミチを殺そうとしたというのは謎です。
そもそも何故12年前だったのか
一番最初のタイムリープは何故同じ日の12年前だったのか。
それはヒナを思い出し、タケミチ本人の絶頂期だったからだと考えられます。
ここからキヨマサの奴隷になり転落していくわけで、リベンジするタイミングとしては
このタイミングだったのでしょう。
最初のタイムリープが伏線である可能性を考察
1回目のタイムリープが作品全体の伏線である可能性も考えられます。
漫画第8話で、千堂敦はタケミチに「オマエ、過去に戻れんじゃないのか?」と、
タイムリープを匂わせる発現をしています。
また漫画第184話では、稀咲鉄太がタケミチに
「オマエ、まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」とタイムリープに言及しています。
全ての始まりである1回目のタイムリープは作品の大きな伏線の可能性があり
今後の話の展開で次第に謎や伏線が明かされる可能性は十分にあります。
タイムリープのトリガーが変わった点
今まではナオトがトリガーだったが、漫画197話にてナオトがトリガーの役目を終えた描写
漫画204話にて新たにマイキーがトリガーとなって今度は高校時代へタイムリープをしています。
出典:東京リベンジャーズ 第197話「Be left behind the times」
これには過去を変えたいと強く思っていないとトリガーとして機能しない仮説が語られます。
ヒナを助けたナオトはトリガーの役目を終え、みんなと過ごした東卍に戻りたいマイキーがトリガーに。
これは今後もトリガーが目的に応じて変わる可能性を示唆しているのではないでしょうか。
ちなみにトリガーについては筆者の妄想じみた考察をこちらで読む事ができます。
こちらの記事は東京卍リベンジャーズの現時点ではまだ描かれていないストーリーの展開を現時点までの材料で筆者が今後の期待を込めて予想する、妄想記事となります。ネタバレを含んでいたり、後半は事実に基づかない記事となりますので予めご了承ください[…]
今後の展開に目が離せません。
東京卍リベンジャーズ 最初のタイムリープの謎について徹底考察!タケミチはどうやってタイムリープしたのか まとめ
「東京リベンジャーズ」の最初のタイムリープを考察しました。
- ナオトと握手していないのにタイムリープしたのは、命の危険が迫ったからという可能性
- 最初のタイムリープの前にタケミチが稀咲鉄太から命を狙われた理由はわからない
- 最初のタイムリープが作品の伏線になっている可能性が考えられる
この記事の執筆時点で作品は212話まで進んでいますが、
タイムリープについて全ては明かされていません。
今回は以上です。
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