東リベの佐野真一郎(さのしんいちろう)は初代黒龍(ブラックドラゴン)総長にして、
東京卍會(とうきょうまんじかい)総長、無敵のマイキーこと佐野万次郎の兄です。
作中では既に死亡していますが、キャラクターの会話や回想などで度々登場します。
東京卍リベンジャーズの重要キャラクターの一人、佐野真一郎について解説していきます。
この記事は東京卍リベンジャーズのネタバレを含みます。
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佐野真一郎の正体!最終回ラストに必要な東京卍リベンジャーズ最重要人物を考察!
佐野真一郎のプロフィール
出典:東京卍リベンジャーズ 第132話「The big daddy」
- 身長:182cm
- 体重:69kg
- 年齢:24歳(死亡時)
- 誕生日:1980年8月1日
- 星座:しし座
- 血液型:O型
- イメージカラー:金色
- 好きなもの:コーラ
- 嫌いなもの:努力
- 尊敬する人:初代黒龍メンバー
- 夢:イザナとマイキーとバイク屋
- 武勇伝:告白20連敗
- お気に入りの場所:S・S MOTERS
佐野家の長男
出典:東京卍リベンジャーズ 第123話「You’re not type」
佐野真一郎は佐野万次郎、佐野エマの兄であり、佐野家の長男です。
年の離れたマイキーやエマにとって色んな事を教えてくれる親代わりの存在でもありました。
出典:東京卍リベンジャーズ 第109話「Not apt to give any way」
当時5〜6歳のマイキーやエマにとって、真一郎の存在はとても大きかったと思います。
作中でシーンは描かれていませんが、生前の真一郎の生き様を語るドラケンのセリフや
佐野道場で話をする子供時代の場地など、一部の東卍メンバーにも影響を与えています。
初代黒龍(ブラックドラゴン)総長
出典:東京卍リベンジャーズ 第213話「Living legends」
黒龍は、マイキーの兄、佐野真一郎の手によって1995年2月22日に作られたチーム。
212話〜213話にて明らかになりますが、初代黒龍には明石武臣(あかしたけおみ)、
今牛若峡(いまうしわかき)、荒師慶三(あらしけいぞう)が居ました。
そして真一郎は、黒龍の伝説の初代総長です。
その黒龍の伝説は二代目、三代目と脈々と受け継がれていきます。
そんな黒龍ですが、八代目、九代目でガラリと変わってしまいます。
東卍が一虎の件で、黒龍と揉めることになった時、
マイキーは真一郎にそのことを伝えています。
黒龍は真一郎にとっての全てでしたが、東卍が九代目とモメる際
お前に継いで欲しくて残したチームだから好きにしろと笑顔で語ります。
不良たちの憧れの存在
出典:東京卍リベンジャーズ 第109話「Not apt to give any way」
喧嘩が弱くて女にも弱い、ただここぞと言う時に頼りになる
そんな真一郎は東京中の不良たちからとても慕われていました。
真一郎が後ろにいるから負けない、と思わせてくれるような存在でした。
マイキー(佐野万次郎)にとっての真一郎
出典:東京卍リベンジャーズ 第109話「Not apt to give any way」
マイキーにとって真一郎は親のような存在であり憧れでした。
マイキーは真一郎を「シンイチロー」と呼び、10歳上の彼を慕って
何をするにも後ろについて行って色んな事を教わっていきました。
東京中の不良達を先導する真一郎の姿は、
マイキーにはいつもキラキラに輝いて見えました。
そんなマイキーはタケミチに真一郎の影を重ねており、「挫けそうな時、
オレがオレでなくなりそうな時、オレを叱ってくれ。兄貴のように」
とタケミチに頼みます。
エマ(佐野エマ)にとっての真一郎
出典:東京卍リベンジャーズ 第123話「You’re not type」
エマにとって真一郎は異母兄です。
エマは4歳の時に佐野道場に引き取られました。
エマは母に捨てられたことを理解しながらひとり孤独を抱えていました。
真一郎とマイキーはそんなエマを「笑わせてやりてぇ」と気にかけ、
2人の優しさに徐々にエマも心を開いていきました。
エマは真一郎を「真兄」と呼び、
マイキーと一緒にいつも真一郎についていき、色々なことを教わりました。
真一郎はエマにとっても親代わりのような存在だったのです。
イザナ(黒川イザナ)にとっての真一郎
出典:東京卍リベンジャーズ 第172話「Lose your touch」
施設に預けられ、兄が欲しいと思っていた頃、突如現れた真一郎に
自分の兄だと告げられ、バイクの乗り方や喧嘩の仕方、色々な事を教わります。
数年後、少年院から出所したイザナは真一郎の経営するバイクショップに訪れ
八代目の黒龍を自分に継がせて欲しいと頼みます。
しかし自分以外にマイキーという弟の存在を知り、自分だけのお兄ちゃんじゃない事を知ります。
そして実は血の繋がりもない事を知り、黒龍をなんでもありの犯罪集団に変えていきます。
さらに数年後、真一郎の死を知り灰のようになっているところをキサキに利用され、
マイキーをお兄ちゃん(真一郎)にするという倒錯した感情を持つようになります。
親にも捨てられ、何も無かったイザナに生きる希望を与えた真一郎は
イザナにとってかけがえのない存在だったでしょう。
イヌピー(乾青宗)にとっての真一郎
出典:東京卍リベンジャーズ 第143話「Come back to life」
乾は真一郎のバイクショップに通っており、
ギラつく不良達に慕われながらバイクをいじる真一郎の姿をいつも見ていました。
そんな真一郎に憧れ、乾も黒龍に入ろうと決意します。
乾の目標は真一郎が居た頃の黒龍を再興させる事です。
イザナが総長だった最悪の八代目で入るも、悪に染まり少年院入り。
出所すると九代目は東卍に潰されていた為、大寿を頼り十代目を創りました。
その後、東卍に再び負けますが、タケミチに真一郎の面影を感じ
十一代目総長をタケミチに任せる事になります。
最終章にて初代黒龍メンバーが登場していますが、
乾も恐らく真一郎同様、彼らと知り合いなのでしょう。
タケミチにとっての真一郎
出典:東京卍リベンジャーズ 第199話「Sincerely yours」
タケミチにとっての真一郎は東卍メンバーからの語り草でしか知らないという状態です。
マイキーのビデオレターに映った真一郎に対しても、知らない人を見るような素振りでした。
しかしタケミチには小学生の頃、不良になるという夢がありましたが、すっかり忘れています。
タケミチは自分に夢があった事を最終章に入った今も思い出せていません。
もしかすると幼少期にタケミチは真一郎に既に会っていて、
真一郎はタケミチにとっても憧れの存在(ヒーロー)になっていたかもしれません。
真一郎、死亡の原因
出典:東京卍リベンジャーズ 第44話「Screw up」
真一郎は、黒龍引退後バイクショップを営んでいました。
しかし、2003年8月13日に事件が起こります。
一虎(カズトラ)はマイキーの誕生日にバイクをプレゼントしたい一心で、
場地(バジ)を誘ってバイクショップに盗みに入りました。
その時、場地が声を発する間もなく、状況を把握していない一虎が
真一郎を背後からチェーンカッターで殴ってしまいました。
これが致命傷になり真一郎は絶命しました。
この事件がきっかけで、後に勃発した
「血のハロウィン」にて場地も命を落とすことになるのです。
こうして、真一郎は24年という短い人生の幕を降ろしたのでした。
マイキーの黒い衝動の原因?
出典:東京卍リベンジャーズ 第200話「Crack a smile」
真一郎の死でその後のマイキーは黒い衝動を抑えられなくなっていきます。
真一郎の死をキッカケに血のバレンタインでマイキーの幼なじみの場地が命を落とし
イザナは稀咲鉄太に利用され、その過程でエマが稀咲によって殺されます。
そして関東事変では義兄だと思われていたイザナがその命を落とします。
これらはマイキーを傀儡にしようとした稀咲鉄太の仕業ですが
元を辿れば、真一郎の死が全ての元凶でしょう。
マイキーの黒い衝動についての考察はコチラ
真一郎はタイムリーパーだった
出典:東京卍リベンジャーズ 第268話「Another such」
最新の世界線でマイキーの口から語られましたが
佐野真一郎はタイムリーパーでした。
第一の世界線にて事故で植物状態だったマイキーを救う為
謎のホームレスの男から、殺す事で能力を奪い、タイムリープをしました。
佐野真一郎のアニメ声優
佐野真一郎(さのしんいちろう)の声は松風雅也(まつかぜまさや)さんです。
[affi id=22]佐野真一郎の正体!最終回ラストに必要な東京卍リベンジャーズ最重要人物を考察!まとめ
東京卍リベンジャーズの最重要人物の一人、佐野真一郎について解説しました。
今後のストーリーで欠かす事の出来ないキャラクターで、最終章でも重要視されています。
マイキーの黒い衝動の原因でもある、佐野真一郎の存在に今後も注目です。
今回は以上です。
最終章についての考察記事はこちら
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