東リベ、東京卍リベンジャーズという作品は主人公の花垣武道(タケミチ)が
タイムリープを繰り返す事でヒロインの橘日向(ヒナ)の死の運命を変えるという物語です。
その作中、もう一人のタイムリーパーがいるのではないか?と仄めかすシーンがあります。
そこで今回は、もう一人のタイムリーパーは誰なのか?について考察していきます。
- 東リベにもう一人のタイムリーパーがいるのかわかる
- もう一人のタイムリーパーが誰なのかわかる
この記事は東京卍リベンジャーズのネタバレを含みます。
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東京卍リベンジャーズもう一人のタイムリーパー、トリガーは誰?黒幕なのか?もう一人のタイムリーパーはいるのか?
第127話にて過去を何度変えても一向に未来が良くならない状況に
タケミチはもう一人のタイムリーパーの存在を疑いはじめます。
そして、その存在は稀咲鉄太(きさきてった)なのではないか?と考えます。
果たしてタイムリーパーはもう一人いるのでしょうか?
そして、そのタイムリーパーとは稀咲鉄太(きさきてった)なのでしょうか?
稀咲鉄太(きさきてった)はタイムリーパー?
ここから明確にキサキをタイムリーパーとして捉え、話は進んでいきますが
キサキは第184話で死ぬ寸前に自分がタイムリーパーである事を否定する発言をします。
「お前、まだオレがタイムリーパーだと思ってるのか?」
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つまりこの時点でキサキはタイムリーパーでは無かった事になります。
ですが、タイムリープについてある程度精通していそうな点や
自分はタイムリーパー以外の何者かであるような口ぶりをしていました。
ですがその瞬間、キサキはトラックに撥ねられて死亡します。
もう一人のタイムリーパー候補
では、もう一人のタイムリーパーとは一体誰の事なのでしょうか。
そしてそのタイムリーパーは果たして黒幕なのか、あるいは味方なのか。
ここから疑わしいと言われているキャラクターにスポットを当てていきます。
橘直人(たちばななおと)説
元々最初の現代で橘直人は死んでいる為
橘直人はタイムリーパーではありません。証明終了。
もう少し言うと、タイムリープの条件にはある程度の仮説が立てられる為
その条件に合わない以上、タイムリーパーでは無かったでしょう。
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では、1回目のタイムリープ後、刑事になった橘直人ならどうでしょう。
はじめにタイムリープについて理解があったのは
12年前にタケミチが話した事を信じていたからです。
そしてナオトはタケミチのタイムリープのトリガーとなりましたが、
タケミチと握手をする際に一緒にタイムリープしているのでは?という考察があります。
これはナオトが現代で記憶を書き換えていたり、変化した世界を観測出来ているからです。
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ですが、ナオトにはそもそもタイムリープしてタケミチの邪魔をするような動機がなく
タケミチと変えたい未来が一致していたからこそ、トリガーになれたわけです。
そして極め付けに第197話にてトリガーでは無くなった事から
彼はトリガーを介したタイムリーパーですら無い証明と言えます。
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半間修二(はんましゅうじ)説
出典:東京卍リベンジャーズ 第205話「The Picaresque」
半間修二は謎の多いキャラとして描かれていて、今もその全容が判明しておりません。
8・3抗争で突然現れた半間修二(はんましゅうじ)ですが
色の無い生活に辟易としていた半間は稀咲と会う事で変わっていきます。
色々と疑わしい行動が目立つ半間ですが、
現時点での材料ではタイムリープ能力者では無いと言えます。
現代でヒナ死亡時に居合わせた件については別記事でも書きましたが
アッくんと現場まで乗り合わせて殺害前に降りた、などが考えられるでしょう。
(半間黒幕説を説きたいなら、考察する前にちゃんと調べましょう)
ネット上には両手のタトゥーと握手を必要とするタイムリープとの関連
を疑う記事も見かけますが、それでは205話との整合性が取れない為、
現時点ではそのような考察は杞憂と考えます。
もし彼がタイムリーパーなら稀咲の死に涙するも
半間の望む楽しい未来に変えてしまえば良いからです。
それに半間もタイムリープをする条件に当てはまらないことや
2005年7月、稀咲と会う前の半間を描いている事からも可能性は低いでしょう。
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橘日向(たちばなひなた)説
タケミチが助ける相手のヒナがタイムリーパー説というものがあります。
これは単行本22巻のカバー下の仕掛けがキッカケで生まれた説となります。
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まずヒナがもう一人のタイムリーパーか、というと
現時点では絶対にあり得ないとだけ明言できます。
根拠としてタケミチに振られていた事実を材料に考察する方が多いです。
これをタイムリープのキーともいえる変えたい未来、後悔と考えたわけですね。
ヒナは常に死に続けていた為、タケミチのようなキッカケで
タイムリープが発現する事は、当然可能性としてはあるのですが
それならタケミチが過去でカミングアウトしたタイミングで
「実は私もタイムリーパーなのテヘペロ」とならなければおかしいです。
そして違う世界線にタイムリープしたなどもあり得ないでしょう。
あくまでこの物語の観測者はタケミチとそのトリガー、そして読者のみだからです。
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それに、聖夜決戦後にタケミチは振った事を無しにしてくれと
泣きながらヒナに懇願し仲直りしている為、振られた未来は訪れません。(考察してる人たちってちゃんと原作読んでるの?心配になってきたよ)
ただ、お揃いの四つ葉のネックレスや、22巻のカバー下の仕掛けを
要素として100%無視する事も難しく、今後の話の展開次第では
タイムリープする可能性もあるのかもしれません。
稀咲鉄太(きさきてった)説
出典:東京卍リベンジャーズ 第153話「NocteKing」
え?さっき否定したじゃないって思いました?
今後のお話の流れを占う中で、実は最も怪しいと思ってるのは稀咲です。
その根拠については筆者の妄想にも近い、下記の記事を参照して欲しいのですが
こちらの記事は東京卍リベンジャーズの現時点ではまだ描かれていないストーリーの展開を現時点までの材料で筆者が今後の期待を込めて予想する、妄想記事となります。ネタバレを含んでいたり、後半は事実に基づかない記事となりますので予めご了承ください[…]
実は稀咲は2006年の関東事変後、思わぬ事故で命を落とします。
当然後悔しもう一度やり直せるならと、ヒナを思い出したのでは無いでしょうか。
第一話のタケミチのように。
では、もし稀咲が2006年からタイムリープしたら何年に戻るでしょうか?
出典:東京卍リベンジャーズ 第182話「Present to the mind」
2003年、小6のあの頃だったりしないでしょうか。
また、この作品はタイムリープし過去改変するごとに世界線が変わることが明らかになっています。
2006年に死んだ稀咲が過去改変をしていた場合、武道の戻った2008年は
既に稀咲に過去改変され、世界線が変わった2008年かもしれないのです。
三途春千夜(さんずはるちよ)説
出典:東京卍リベンジャーズ 第256話「Behind the scenes」
東京リベンジャーズ256話にて抗争中に三途春千夜が武道に対して、
オマエもタイムリーパーなのか?と発言するシーンがあります。
タイムリーパーが三途だった場合、トリガーとなる人が現時点では想定しにくいですが
マイキーを闇堕ちさせたいキサキがトリガーだった可能性はあり得るかもしれません。
キサキの死に際のセリフに無理矢理辻褄を合わせるとこのような考察となりますが
現時点での材料だとイマイチ根拠に乏しいかもしれません。
ただ、三途がまだ一回目の死に戻りをしている最中であれば、その限りではありません。
十分もう一人のタイムリーパーの可能性があります。
佐野万次郎(さのまんじろう/マイキー)説
三途春千代の発言から、三途の近しい人間がタイムリーパーである可能性が浮上してきました。
マイキーは作中、タイムリーパーである素振りを見せていませんが、
黒い衝動を発動中の場合、タイムリープ能力があるという仮説は面白いかもしれません。
ただ、本人も制御が出来ない暴走状態ですから、トリガーとの握手は困難かもしれませんね。
佐野真一郎(さのしんいちろう)説
東京卍リベンジャーズ268話にてマイキーの口から語られましたが
佐野真一郎はもう一人のタイムリーパーでした。
第一の世界線でタイムリーパーだという謎のホームレスを殺害して能力を奪い
川に飛び込んだところ4年前にタイムリープしました。
過去に改変を行っていたのか、現在に至るまで改変を行っているのかは不明です。
東京卍リベンジャーズもう一人のタイムリーパー、トリガーは誰?黒幕なのか?まとめ
ここまで、東京卍リベンジャーズのもう一人のタイムリーパーは誰か?について考察しました。
ちなみに、もしもう一人のタイムリーパーがいるとしたらポッと出のキャラクターでは無く
タケミチやヒナに所縁のあるキャラクターで無ければ物語として成立しないでしょう。
現時点でタイムリーパーは居ないかもしれませんが、
この物語の結末を考えると可能性はまだ0では無いと言えるでしょう。
今回は以上です。